IdeaPocketは他の大手レーベルと同じ層にいます。制作費をかけ、専属契約の女優を抱え、名前を前面に出して売る——ただし編集の癖ははっきり違います。もっとも商業的なレーベルが画のきれいさを突き詰めるのに対して、IdeaPocketが寄りかかっているのは設定とシチュエーションです。何かが始まる前に、前提と舞台と輪郭を用意する作りをします。

品番の頭文字はきれいな一本の鎖のように移り変わってきたので、時期の見当をつけるのが異例なほど簡単です。

IdeaPocketの品番にはどんな系統がありますか?

メインラインは、前の品番を終了させながら次へつなぐ一本の連なりです。

品番 位置づけ 時期
IPZZ 現行のメインライン 最新
IPX 前のメインライン IPZZの直前
IPZ さらに前のメインライン IPXより前
IPTD さらに前のメインライン IPZより前
IDBD 総集編・BOX作品 長期運用。2025年後半に終了

2026-08-03 時点、IdeaPocket自身のカタログと照合。 この連なりは異例なほど整っています。IPTDIPZ-001が出荷された2012年12月のその日に終了し、IPZIPXが始まった2017年8月のその週に終了、IPXは2023年3月のIPZZ-001の1か月前に終了しました。IDBDは総集編とBOXセット用に2006年から別建てで走り、2025年11月に番号を使い切って終わっています。

読み方の実務ルールは、品番が世代交代するレーベル全般と同じです。

  1. 同じレーベルの、別の世代。 出演作がIPXとIPZZにまたがる女優が、IdeaPocketを離れたわけではありません。
  2. 番号は品番ごとに独立。 IPX-500とIPZZ-500に関係はありません。数字は自分の品番の中でしか連番になりません。
  3. 総集編は別枠。 ベスト盤やBOX作品は独自の品番と独自の番号で走るので、番号が小さいからといって古い作品とは限りません。

IdeaPocketの作風は実際どのようなものですか?

映画的な画作りと、シチュエーションの作り込みです。IdeaPocketの基本は前提のあるタイトル——関係性、職場、状況を立ち上げて緊張を作る——を、ドキュメンタリー風の手持ちの生々しさではなく、大手レーベルの仕上げの丁寧さで撮ることにあります。

そこから2つの帰結が出てきます。1つ目、収録時間は長めになりがちで、そのうちの多くを段取りに使います。フォーマット主導の作品ではこうはなりません。2つ目、キャスティングは女優が主役です。専属女優を名前で売るレーベルなので、カタログは女優ごとの連作の並びとして読めます。

IdeaPocketの傾向 近い対比
重心 シチュエーションと設定が作品を引っ張る E-BODYは身体的な前提でキャスティングする
質感 映画的で、整っていて、あたたかい SOD Createはバラエティとドキュメンタリーの枠組み
キャスティング 専属、名前で売る フォーマット系レーベルはシリーズを軸に女優を回す
トーン ドラマ性はあるが、追い詰めない Attackersは葛藤とサスペンスで組み立てる

品番だけでIdeaPocket作品の時期はわかりますか?

まず頭文字、次に番号、という順で読めばわかります。頭文字が作品を世代の中に置き、番号がその世代の中での位置を決めます。終了した品番で番号が大きければその世代の終盤、小さければ序盤です。

品番からわからないのは正確な発売日です。番号の割り当てと発売は完全には同期しておらず、番号は発売より先に振られ、作品が遅れることもあるからです。ですから品番は暦ではなく、順序の手がかりとして扱ってください。実際の日付が必要なら、それは品番の計算ではなく販売サイトの商品ページから取るものです。

番号のうしろに付く接尾辞——高画質版、地域別エディション、無修正の再アップロードを示す記号——は、配信側や再アップロード側があとから足したものです。レーベル公式の品番の一部ではないので、作品を突き合わせるときは無視してください。

IdeaPocketの総タイトル数をお伝えできないのはなぜですか?

顔を索引しているのであって、カタログを索引しているわけではないからです。当サイトのデータでわかるのは、見た素材に誰が写っているかであって、レーベルのリリース履歴の規模ではありません。そして推計を出すつもりもありません。

索引の中身を明らかにしておくと、106サイトにまたがる241,792件の索引済みの顔があり、2,333人の女優に紐づいています(当サイトの索引、2026-08時点のスナップショット)。偏りがあることは意図的に開示しています——2,333人のうち2,246人は代表画像を単一のソースサイトから取っており、これは誰かの仕事量ではなく、当サイトのソースにおける露出量の指標です。項目の網羅率も部分的です。デビュー日59%、身長57%、出身地31%。

このサイトのどこにも「総リリース本数」の数字がないのは、そのためです。誠実な言い方はいつでも「当サイトが索引した作品数」であり、しかもそれはクロールについての記述であって、業界についての記述ではありません。

メインラインとサブラインの違いは何ですか?

メインラインはレーベルの中核となる個性と、もっとも予算をかけた作品を担います。サブラインは、独自の番号を必要とするものすべて——総集編、テーマ別シリーズ、コラボレーション——を担います。

実務的には、こうなります。

  • メインライン — 新規制作、現行の女優陣、レーベルがいま押している品番。
  • 総集編ライン — 過去作のシーンを再パッケージしたもの。見分けられると役に立ちます。総集編では、一緒に撮ったことのない女優同士が同じ作品に並ぶことがあるからです。
  • テーマ別サブライン — 独自の番号を持つ反復コンセプト。メインラインの品番が代替わりしても続くことがあります。

総集編の品番を見分けられると、女優の出演歴をたどるときの混乱がかなり減ります。総集編での登場は新しい撮影ではありませんし、その発売日は映像がいつ撮られたかを何も語らないからです。

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