AV品番とは、メーカーが作品ごとに付けるカタログ番号のことで、アルファベットのプレフィックス、ハイフン、連番からなります(SSIS-001など)。プレフィックスはレーベルやシリーズを示します。番号はそのシリーズ内の個々の作品を示します。それ以外に品番にくっついているもの——余分なアルファベット、4K-C——は、すべてメーカー以外の誰かが後から足したものです。

品番があるのは、日本の作品タイトルが長く、説明的で、しかも似たものが多いからです。ショップ、レンタル店、卸、データベースが作品を取り違えずに指すために実際に使っているのは、この短い英数字のキーであり、検索に使うものとしてもこれがいちばん確実です。

品番のそれぞれの部分は何を意味するのか?

部分ごとに、作品についての別々の問いに答えています。

構成要素 何を示すか
プレフィックス(アルファベット) SSIS その作品を出したレーベルまたはシリーズ
区切り - 見た目だけのもの。ファイル名では省かれることが多い
連番 001 そのプレフィックス内での位置。おおむね発売順
サフィックス(任意) -C-U-4K 再販業者やアップロード側が足したもの。メーカーは付けない
パート記号(任意) -A-B ファイルが分割されているだけで、別作品ではない

組織と結びついた意味を持つのはプレフィックスだけです。IPZZはIdeaPocket、ABFはPRESTIGE、SNOSはS1 NO.1 STYLE、MIDAはMOODYZ、STARTはSODクリエイト、MFYDは溜池ゴローのものです。このうち後ろの4つは、それぞれSONEMIDVSTARSMEYDという以前のレーベルを引き継いだものだという点に注意してください。引退したプレフィックスも、そのもとで出た全作品にはそのまま残るので、古いほうも変わらず頻繁に目にします。一覧はメーカー別品番リファレンスにまとめてあります。

番号はプレフィックスごとの連番ですが、厳密ではありません。メーカーは番号をまとめて確保したり、飛ばしたり、同じ発売日に複数本を出したりするので、SSIS-500SSIS-100より後ではあっても、そこから発売日を割り出すことはできません。

メーカーがタイトルではなく品番を使うのはなぜか?

日本のAVのタイトルが、そもそも識別子として設計されていないからです。

ジャケットのタイトルは1つの文であり、たいていは長く、出演者名やジャンル語、いくつもの誇張表現を含みます。同じメーカーが同じ月に出した2作品が、その文のほとんどを共有していることもあります。小売の側が必要としているのは、短くて、背表紙に刷れて、在庫システムに打ち込めて、重複しないと保証されたキーです。それが品番です。

その副産物として、品番は流通の下流全体の共通語になりました。字幕グループも、データベースも、掲示板も、ファイル名も、すべて品番を軸に並びます。品番さえ分かれば、その作品が存在する場所ならほぼどこでも見つけられます。タイトルしか分からない場合は、見つけられないことがよくあります。

品番は実際どこに書いてあるのか?

信頼できる場所は次の4つで、確実な順に並べるとこうなります。

  1. ジャケット。表面の右下か、背表紙にあることが多い
  2. 販売サイトの商品ページ。品番として記載されている
  3. 本編映像そのもの。冒頭か末尾のタイトルカードに焼き込まれている
  4. ファイル名。元の名前を保つ経路から来たファイルに限る

上の2つは一次情報です。4番目はそうではありません。ファイル名はそのファイルが通った手の数だけ書き換えられていて、余計なサフィックスやサイトのタグ、崩れたプレフィックスはそこから生まれます。

日本のAVはすべてこの形式の品番を持っているのか?

いいえ。そして、検索が失敗する原因のほとんどがここにあります。

アルファベット-数字という形は、確立したメーカーレーベルの慣習です。その外側には大きく3つのカテゴリーがあります。

カテゴリー 番号の付け方 形の例
メーカーレーベル アルファベットのプレフィックス+連番 MIDV-123
素人・企画系シリーズ 数字のサイト番号+アルファベット+連番 259LUXU-1234
個人販売プラットフォーム プラットフォームのタグ+長い連番 FC2-PPV-1234567
無修正の会員制サイト 日付ベース、アルファベットなし 010124-001

壊れた品番だといちばん誤解されやすいのが、日付ベースの形です。壊れているわけではなく、シリーズ内の位置ではなく公開日をそのまま符号化しているだけです。それぞれの系統は無修正作品の番号の付け方素人・企画系シリーズの品番の仕組みで個別に扱っています。

検索するとき、品番はどう打てばいいのか?

プレフィックスと番号をハイフンでつないで、それ以外は付けないことです。SSIS-001という形です。

避けられるはずの取りこぼしは、だいたい次の3つの癖から生まれます。

  • 内部用のゼロ埋めをそのまま使う。 小売のシステムは番号を5桁に揃えて保持しています(ssis00001)。この形も実在しますが、それは内部のコンテンツIDであって、印刷されている品番ではありません。まずは印刷されている形で検索してください。
  • サフィックスを引きずる。 -C-U4KHD、サイトのタグは再配布側が足したものです。いったん外して、素の品番で検索し、そのバージョンをどうしても探したいときだけ足し直します。
  • アルファベットを数字と読み違える。 スクリーンショットから写した品番では、O0I1S5が絶えず取り違えられます。

余計なものを外して正しく打った品番でも何も出てこないなら、原因は打ち間違いではなく、限られたいくつかの構造的な理由のどれかです。品番で検索しても出てこないときを見てください。

品番から分からないことは何か?

品番からは、出演者も、発売日も、解像度も、手元のファイルが完全版かどうかも分かりません。

ここははっきり言っておく価値があります。そうでないかのように書いている二次的なサイトが少なくないからです。プレフィックスが教えてくれるのは、どのレーベルが出した作品かということだけです。誰が出ているかは分かりません——1つのプレフィックスのもとで、出演者の異なる作品が何百本も出ます。日付も符号化されていません。番号は時系列ではなく連番だからです。ファイルについても何も語りません。4KHD-Cも、そのファイルの名前を書き換えた人間の主張にすぎず、確かめるには実際に見るしかありません。

その空白があるからこそ、画像からの照合が別のツールとして存在しています。品番は「これはどの作品か?」に答えます。私たちのインデックスが答えるのは別の問いで、241,792件の顔データ2,333人の女優の顔ベクトルを突き合わせることで、「この顔は誰か?」に答えます(当インデックス、2026-08時点)。

**はっきりさせておきたい限界:**カバー範囲には偏りがあります。インデックスにある106サイトのうち、日本式の品番を持つのは十数サイト程度にすぎず、2,333件の代表画像のうち2,246件は単一のソースから来ています。顔を特定するには良いツールですが、販売サイトのカタログの代わりにはなりません。

関連する疑問